消費カロリーの計算

漠然と行うより理論で実行

ダイエットに必要不可欠な消費カロリーはどのように計算するのでしょうか?
漠然とエクササイズを実行するよりも大方の目安を理解していた方が断然効果があがると思います。

メッツという運動強度での計算式がある

それでは消費カロリーの計算式を述べて見ます。

消費カロリー=3.5×運動強度(メッツ)×時間(分で計算)×体重×0.005

メッツ(Mets)とは安静時の代謝量の何倍に相当するかの目安で計算で算出されたものではなく多くの研究者により実測された単位です。
そのために各運動により細かくその数値が出ています。


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安静時の代謝量とは文字通り生命を維持する他に姿勢をたもったり意識を持ったりと基礎代謝の1.2倍といわれています。


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そのメッツですが、例をあげればこのようになります。

ウォーキングを例にとると1キロメートルを15分〜20分で行うと2.5メッツ 12分〜13分で行うと3.5メッツ 9分ですと5.5メッツという事になります。

各運動のメッツは細かく算出されており、この運動強度メッツに対して時間(分)と体重などを上記の計算式に当てはめると消費カロリーが分かります。

ジョギングの消費カロリーの例

1キロメートルを7.5分で実行するとメッツは7.5になります。
これを体重50キログラムの人が30分行うと計算式は以下のようになります。

3.5×7.5メッツ×50キログラム×30分×0.005=196.875

60キログラムの人ですと以下のように消費カロリーが算出されます。

3.5×7.5メッツ×60キログラム×30分×0.005=236.25

このように消費カロリーを計算した上でエクササイズを実行した方が断然ダイエット減量には効果抜群だと思います。

以下に代表的な運動強度(メッツ)をいくつか掲載します。

ウォーキング
1キロメートル 15〜20分 2.5運動強度(メッツ)
1キロメートル 12〜13分 3.5運動強度(メッツ)
1キロメートル 9分     5.5運動強度(メッツ)

ジョギング
1キロメートル 7.5分 7.5運動強度(メッツ)
1キロメートル 6分   11運動強度(メッツ)
1キロメートル 5分   12.5運動強度(メッツ)

水泳 自分ペースで
120分 4運動強度(メッツ)

エアロビクスを軽度に実行
90分 4運動強度(メッツ)

エアロビクスをハードに実行
45分 10運動強度(メッツ)

運動をして体重を減らすのも漠然とやっていると本当の効果は中々得られないんですね。
というのも激しくトレーニングをするとまず最初にグリコーゲンが使用されますので運動後は一時的には体重は減りますけれど、又糖質を、つまり食事をすれば、体にエネルギーとして蓄えられます。

本当のダイエットは脂質を減らして行くべきなんですが、これは心拍数と関連がありますので、運動によるカロリーの計算式を参考にして効率よくやった方が無駄がないということになります。 以下に、これに関連したリンクをしておきます。

筋トレと有酸素運動

筋トレと減量の関係

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筋トレメニューの組み方

ホームジムの作り方

ピリオダイゼーションの考え方


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