中年からでも筋トレは有効です。

年齢が増してこそ必要な筋力です。

若い人のためだけではないウェイトトレーニング

中年の方も最近の健康ブームの流行で筋トレを行って見たいという人も増えていると思います。

メタボ(内臓脂肪型肥満)と言う言葉もすっかり定着しちゃっていますね。

現代はカロリー過剰な状態になっているのでどうしても避けられないテーマかも知れません。

ただ、筋トレをおこなったことがない人はなにかと躊躇してしまうのも仕方がないかと思い
ます。


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自宅での筋トレを行いたい方はこちら

ここでは実際に中年(40代後半から)になってから筋トレを始めた人を例にとって説明したい
と思います。

中年からの筋トレの考え

中年になっても筋肉はつくか?
当然しかるべきトレーニングを実行すれば筋肉の増加は望めます。

50歳を過ぎた時の筋トレ

又、筋トレを取り入れる事により、食事や生活にしっかりとした管理が出来るようになり、
筋肉を付けて健康的な身体を手に入れると共に生活にメリハリが付くようになります。

現実的には若い人よりも、超回復のスピードはどうしても遅くなり、体力の消耗度の関係や
中年の方は社会的責任もあり、仕事も運動もやらなければならないという事を考慮したいと
思います。

ジム等で結構な料金を支払って実行する場合はトレーナーなどの指示をうけた方が宜しい
でしょう。

また、教えるトレーナーもすべて同じ意見ではないということもあり、やはり、安全第一
ということに重きをおいたトレーニング方法であることは同じだと感じます。

あまり難く考えることはないと思いますけれど、はじめて行う場合は週に何回行えるかと
いうスケジュールを決めます。

トレーニング日の週間頻度を決める!

中年になると仕事上でも責任のある立場にあるかたも多いと思いますのでなおさら筋トレ
をおこないストレス解消や健康増進に役立てたいですね。

そこで重要になるのは筋トレの週間頻度です。

無理な計画は長続きしないので仕事などの関連を考慮しながら1週間に何回筋トレを実施できる
か決めるということが重要です。

週に1回では効果がないので最低でも週に2回は行いたいですね。

初めての筋トレを開始する一例です。

種目はベンチプレス、バックプレス、バーベルカール、スクワット、デッドリフト
などがお勧めです。

これで身体のほとんどが鍛えられます。


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最初の二週間は重さ(バーベルやダンベル)に身体を慣らせる。

一週の一回目:全てバーのシャフトだけで行います。

シャフトといっても重さは種類によって違いますので10キロあるいは15キロ位とします。

(バーベルカールやバックプレスでは重すぎた場合はもっと軽量なものがあればそれを使う。)

初日のトレーニング

初日のトレーニング例

これで初日は終わりにします。
個人で行う場合は参考書などでフォームをじっくり覚える必要があるので練習前には熟読しながら
初日を行います。

実際はすぐには習得できないことの方が多いので時間があれば回数をこなすのではなくフォームの
練習ということでシャフトだけで練習する。

第二回目のトレーニング

2回目のトレーニング例

無理をしないという事と長く続けると言うことを前提としていますのでこの日も第一回目に1セット
プラスしたメニューにします。

これだけでも筋肉痛を覚えると思いますけれども、他の種目に興味がある人はフォーム練習など
を軽量あるいは、無重量で行うのもやる気を盛り上げるという意味で良いかと思います。

第三回目のトレーニング

前回二回のトレーニングでの感じで20回は連続して挙上できそうな重量で行う。

3回目のトレーニング例

この練習の目的は本格的な筋トレを行うには1RMいう数値を確認する必要があるからです。

(1RMとは最大限の力をだして一回だけ持ち上げることが出来る重量です。)

そのためには徐々にこの最大挙上重量をみきわめていかなければなりませんが、いきなり2、3回
しか出来ない重さでは都合よくないので、まずは20回出来るか、或いはこの回数を軽くオーバー
してしまうかの重量でおおよその目安を徐々につけて行きます。

最大筋力を計測します。
まず、前回のトレーニングで20回で限界がくる練習をしたと思います。

今度は予想でよいので10回は出来そうな重量で行います。

そこで10回は超えそうだけれど安全を考慮して9回でストップしたとします。
そうすると10回〜11回という反復回数をおこなえるということです。

10回は最大筋力の80%で、11回は82%に相当します。
ですから60KGでおこなっていた場合では
60KG÷0.8=75KG
60KG÷0.78=76.9KG
という測定値になります。

最大筋力はその数値の間ということになりますが体調の変化等もあるので1RMは75KGと
設定します。

あとは中年の方でも筋トレ方法は一般と同じです。

以下に筋トレメニューの組み方を説明してあるのでご覧ください。
筋トレメニューの組み方

いずれにしても中年からでも筋トレは健康な状態であれば問題なく始められますけれど
ただちょっと回復力のおくれや集中力の問題が若い時と違うだけです。

回復についてですが、中年になると若い人より食意や内臓に問題が出てくる場合もあるので
栄養管理には注意したいところです。

タンパク質摂取ですが、これも筋トレを行う上では、 重要なファクターなんですが、 なるべく
脂肪を含まない鳥のささみや、出来たらプロテインドリンクなどで補給した方が良いかも知れま
せん。

プロテインには各種ビタミンやミネラルなども含まれているので、一回の摂る値段はそんなに
高いもではないと思います。中年からの筋トレと栄養管理を思えば価値のあるサプリメントといえ
るかも知れません。

筋トレを行っていくうえで大事なことは如何にモチベーションを維持していくかという事です。

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